イイ家を最小限のコストで建てるための知識

2020/04/07

家の価格は面積に最も左右されるため、

コストを抑えるためには、

出来るだけ家をコンパクトにすることが、

重要なポイントとなります。

といっても、家を建てるとなると、

あれも欲しい、これも欲しいと、なってしまいやすく、

家をコンパクトにすることは、

想像以上に難しいことです。

そのため、そうならないように、

合理的な考え方を

持っていただく必要があります。

あなたが、家の価格を

なるだけ抑えたいとお考えであるのならば。

  

では、家の面積を左右する部屋の広さについて

1つ1つ考えていってみたいと思います。

✔子供部屋について考える

 

子供部屋を2階につくることが、

今の家づくりでは当たり前となっていますが、

それと同時に当たり前となっていることが、

子供部屋の広さを6帖でつくることです。

 

しかし、子供部屋って

本当に6帖も必要なのでしょうか?

 

というのも、6帖の部屋は、

3.5m×2.6mが実際使える広さなのですが、

例えば、この中に幅90cmのシングルベッドと

幅90cmの学習机を置いたとしても、

まだ1.5帖〜2帖ほどの余白が出来るからです。

 

もちろん、どんな部屋であろうと、

少しでも広く、少しでもゆとりがある方がいい

というお気持ちはよく分かります。

 

しかし、もし1.5帖部屋の広さが違うだけで、

家の価格が45万円も違ってくるとしたら?

もし2帖部屋の広さが違うだけで、

家の価格が60万円も違ってくるとしたら?

そして、その部屋が2つあるとしたら?

 

いずれ子供たちは家を出て行くでしょう。

ですから、そのようなことも考えながら、

子供部屋の広さを決めるように

していただければと思います。

  

✔寝室について考えてみる

 

寝室に関しても、

展示場のような8帖や10帖もの広さが

本当に必要なのでしょうか?

 

例えば、6帖の部屋には、

ダブルベッドを2つ並べておくことが出来ます。

6帖の広さが3.51m×2.6mなのに対し、

ダブルベッドを2つ並べた時の寸法は、

2.8m×2mだからです。

それゆえ、寝室も無駄に広くつくる

必要はないんですよね。

ただ寝るだけの部屋だし、

荷物はウォークインクローゼットに

全て片付けるでしょうし、

親世代のように婚礼タンスを置くことも、

ドレッサーを置くこともないし

テレビを置くにしても、

今は壁掛けが一般的なわけですからね。

  

✔床面積を増やすと!?

 

床面積が増えると、

その分、家の価格も高くなってしまうのですが、

同時に、余ったスペースに、

なにかを置こうとしてしまうため、

逆に家が散らかりやすくなり、

片付けがしにくい家になってしまいます。

そこに置くものを買うにしても、

お金がかかるわけですしね。

  

例えば、子供部屋であれば、

余ったスペースがあれば、

そこにソファーやテーブルなどを

置きたくなるでしょう。

 

そして、快適な環境が出来上がってしまうと、

子供たちが部屋に閉じこもってしまう要因にもなりかねません。

 

また、リビングダイニングの場合はどうでしょう?

余白が出来るのは、ダイニングテーブルとソファーとの間です。

 

ここに余白が出来ると、

間違いなく子供たちが

自分たちの荷物をここに置いてしまいます。

そして、ランドセルや勉強道具や

習い事道具などがいつも無造作に置かれた

雑然とした空間になってしまいます。

 

ゆえに、子供部屋や寝室はもちろんのこと、

たとえリビングダイニングといえど、

無駄に広げる必要はないということ、

なんですよね。

 

無駄に広くつくってしまうと、

コストがアップしてしまい、

さらに、掃除や片付けの手間がかかる家に

なってしまいやすくなります。

いかがですか?

イイ家を、コストを抑えながら建てるためには、

こういった考え方が必要不可欠となります。

ですが、固定概念にとらわれず、

合理的に家づくりをすることが出来れば、

いつまでも暮らしやすい家を、

最小限のコストで手に入れることができます。

ですから、こういったことも、

家づくりをする前に

ぜひ夫婦で話し合ってみていただければと思います!