日当たりが悪い土地は、暗い家しか建てられないのか?

2020/02/29

北、東、西に道路が接している土地は、

なんだか日当たりが悪そうな感じませんか?

 

なぜかというと、その土地のすぐ南側には、

すでに家が建っている、

又は、今はなくてもいずれ建つとなれば、

光が入らなくなってしまいそうだからです。

 

また、家が密集して建つ分譲地の場合、

南だけじゃなく、東や西にも隣の家が建つことになるため、

余計に光が入らない暗い家になってしまいそうな気がします。

 

ですから、土地の価格が割安だったとしても、

あまり率先して選ぼうとはしないと思います。

 

しかし、そのような土地は、

本当に明るい家を建てることは難しいのでしょうか?

暗い家しか出来ないのでしょうか?

 

もちろん、道路が北側に面している場合は、

北側に駐車場をつくると思います。

そして家は南に寄せて建てることになるため、

南にリビングを配置し、南面に大きな窓をつくるような

間取りにしてしまうと、

想像通りに、まったく光が入らない薄暗い家になってしまいます。

 

また、それを補うため、

東や西にも大きな窓をたくさんつくってしまうと、

今度は周囲からの視線が、余計に気になるようになり、

結局カーテンをずっと閉めっぱなしにしてしまいます。

そうなると、結局は光がどこからも入ってこなくなってしまいます。

 

つまり、固定概念の固まりのような家を建ててしまうと、

想像通り、非常に住み心地の悪い、暗い家になってしまう・・

ということですね。

 

ですから、このような住宅が密集している土地で、

家を建てる場合は、

光の採り入れ方を工夫して設計しなければいけません。

 

✔必ずしもリビングを

南に配置しないといけないわけではない?

 

多くの方が、どんな土地であろうとも、

敷地の一番南にリビングを配置しようとします。

ですが、少し考え方を変えてみてください。

例えば、リビングを一番北に配置して、

リビングの南となる家の真ん中に外をつくり、

そこから太陽の光をたっぷり採り込むようにすると、

格段に明るい家になるのです。

 

家の真ん中で、光を採る空間をつくってあげれば、

南、東、西、に建っている隣家から、

距離を取ることが出来るようになり、

どの方向からも、太陽の光が入ってくることになります。

 

また、その空間からは、直射光だけじゃなく、

外壁に反射した間接的な光も、取り入れることができるようになります。

 

その結果、一日中電気をつけなくても、

自然の光だけで、十分明るい家が出来上がります。

 

さらに、周囲からの視線も気にならなくなるため、

居心地も抜群にいいし、

外や空を家の中から眺めることが出来るので、

とっても贅沢な気分も味わえるようになります。

又、間取りも分かりにくくなるため、

防犯性も格段にアップすることになります。

 

✔外構代、土地代の両方をカット出来る!

 

しかも、外に向かって窓が少ない家は、

防犯性に加えて、家のデザイン性も自ずと高くなり、

結果、塀や目隠しといった余分な外構工事を

カットすることが出来るようになります。

 

さらに、固定概念に縛られずに

家づくりをすることが出来るようになれば、

土地が持つ条件に家が左右されなくなるので、

わざわざ、高額なお金を出して

日当たりが良い最も高い価格の土地を、

購入する必要がなくなります。

  

ということで、

土地を探す時には、南道路や日当たりが良い土地に

こだわらないようにしていただければと思います。

土地の日当たりと家の明るさは

比例するわけではありません。

土地に必要以上にお金を出すのは、

もったいないことですから。