なぜ日当たりのいい土地を買うべきじゃないのか?

2020/02/26

皆さんが、土地に求める条件にはどんなものがありますか?

 

子供が通う学校区であること?

利便性が高い場所であること?

駅に近い土地であること?

車がとめやすい広々した道路に沿っていること?

日当たりが良さそうな土地であること?

 

様々な条件をそれぞれの方がお持ちであると思います。

 

もちろん、土地探しは、

あなたの価値観にあわせて行うものですが、

資金計画から導き出された土地の予算内で

土地を購入していただくためにも、

土地取得予算を抑えるために必要な2つの知識について、

お伝えしたいと思います。

まず1つ目に知っておいていただきたいコトが、

“日当たりが良さそうな土地=いい家が建つわけではない!”

ということです。

 

  

 

例えば、この図のように

新しく6区画分譲されたとしましょう。

この場合、A〜Cが南側道路の土地で、

D〜Fが北側道路の土地ということになりますが、

あなたならどの土地を選ばれますか?

ですよね?

A〜Cの3つの中のいずれかですよね?

だって、日当たりが良さそうですもんね。

 

おそらくほぼ全ての方が、

あなたと同じようにA〜Cを選択されると思いますが、

果たして、このA〜Cの土地は、

期待通りの日当たりが良い

明るい家が出来上がるのでしょうか?

 

✔日当たりが良さそうな土地に建つ全ての家が抱え持つ問題点・・・

 

日当たりが良さそうな土地を購入し、

その土地で間取りを考える場合、

間違いなく南に部屋を配置するでしょうし、

部屋の南面に大きな窓を設置するでしょう。

せっかく日当たりが良い土地を買ったわけですからね。

 

しかし、単純に大きな窓を南に設置してしまうと、

家の中は外から丸見えになってしまいます。

そうなると、丸見えを隠すため、

全ての窓のカーテンを閉めてしまうことになります。

 

となると、家の中は明るいでしょうか?

窓が離れた場所まで光が届くのでしょうか?

曇りや雨の日はどうでしょうか?

おそらく、薄暗くなってしまうため、

朝から電気をつけなくてはいけなくなってしまう

のではないでしょうか?

 

また、カーテンは光を遮断してしまうだけじゃなく、

風通しをも阻んでしまうことになります。

カーテンが開けられないということは、

窓も開けられないでしょうし、

もしカーテンをしたまま窓を開けたとしたら、

風でカーテンがヒラヒラ舞って鬱陶しいだけですからね。

 

さらに、こういった家は、

防犯面においても不安を抱えることになります。

窓を見ただけで家の間取りが分かってしまうし、

ライトをつける夜になれば、

どこに誰が居るのか分かってしまうからです。

 

その上、日当たりが良いベランダに洗濯を干した場合、

洗濯物が丸見えになってしまうのですが、

これでは泥棒に家族構成がバレやすいし、

仕事用の服がある場合、

仕事内容までバレてしまうことになります。

 

なにより、水気を含んだ重たい洗濯物を持った状態で、

何度も階段を往復しなければいけないのは、

めちゃくちゃ面倒くさいですしね・・・

つまり、家事動線までも悪くなってしまうというわけです。

 

✔外構費用も高くつく・・・

 

家の中が外から丸見えになれば、

カーテンに加えて、

塀や庭木や目隠しなどによって、

その視線を全力で防がざるを得なくなります。

結果、外構工事に莫大なコストがかかることになります。

200万円〜300万円もの途方もないコストが・・・

もちろん、カーテン代も余分にかかるだけですしね。

 

✔土地の価格も一番高い・・・

 

さらに、日当たりが良い土地は、

誰もが欲しがる土地であるため、

値段設定も最も高くされています。

 

おそらく、A〜Cの土地と、D〜Fの土地では、

坪単価で2〜3万円は違うため、

仮に50坪だとしたら、

総額で100〜150万円も値段が違ってくることになるんですよね。

同じ環境と利便性であるにもかかわらずです。

 

その上、みんなが欲しがる土地は、

不動産屋さんも値引き交渉に一切応じてくれないでしょう。

次から次にその土地を買いたいという方が現れるからです。

いかがですか?

 

このように、日当たりが良さそうな土地は、

土地代も庭代も高くなってしまうにもかかわらず、

住み心地が悪い家をつくってしまいやすい

というわけなんですよね。

 

でも、かといって、

日当たりに難がありそうなD〜Fの土地の方がいい!!

とは、なりにくいですよね?

たとえ100〜150万円安かったとしても・・

 

ということで、次回は、

なぜD〜Fの土地の方が、

A〜Cの土地よりもいいのか?

について、詳しくお伝えしていきたいと思います。