大切な住宅ローンについて詳しく知る!

2020/02/04

住宅を建てるときにまず初めに行う資金計画は、

自己資金と住宅ローンの金額を決め、

総額の予算がいくらになるのかを算出するのですが、

この自己資金がいくらあるのかによって、

住宅ローン選びが変わってきます。

  

例えば、自己資金があまり多くない場合、

家づくり費用のほとんどを住宅ローンで準備することになります。

 

そうすると、長期間で住宅ローンを組むことになります。

その場合、金利上昇による返済金額上昇のリスクを避けるために、

毎月の返済金額が高くなってしまいますが、

ずっと金利が変わらない

長期固定型の住宅ローンを選ぶほうが得策だと思います。

 

また、自己資金が多く準備出来る場合は、

返済期間も短く設定することが出来るようになり、

金利上昇による返済金額上昇リスクを減らせるため

固定型に比べて金利が安い変動型の住宅ローンを選ぶことも出来ます。

 

このように、自己資金の金額によって、

どのような住宅ローンが最適なのかが変わってきます。 

他にも、収入状況や年齢、土地の有無などによっても、

選ぶべき住宅ローンは違ってくることになるのですが、

資金計画では、あなたの状況を踏まえながら、

あなたにとってベストな住宅ローン選びを行います。

   

✔変動型の住宅ローン

 

住宅ローンは、大きく分けると、

“変動型”と“固定型”の2つに分かれるのですが、

今回は、変動型の住宅ローンについて

お伝えしていきたいと思います。

変動金利型の住宅ローンの特徴は、

金利は低く設定されているのですが、

市場の状況に応じて金利が変動するため、

金利が上がった場合は、

これに連動してローンの返済額が増えることになります。

 

ただ、変動型はもし金利が上がったとしても、

5年間は返済額が変わらないという決まりがあり、

もし5年後に金利が上がったとしても、

増額率の上限が25%以上にはなりません。

 

ここで返済のシミュレーションをしてみます。

 

仮に、あなたが借入る住宅ローンを3000万円、

金利1%、35年返済の元利均等支払い、ボーナス返済なし、

として計算してみます。

 

この条件の場合、毎月の返済金額は84,765円となります。

そして、2年間この金利のまま変わらず返済していったとしたら、

2年後の利息の計算は、

28,553,730円(残高)×1%÷12ヶ月=23,794円、になります。

 

ということは、2年後も金利が上がっていなければ、

25回目の返済の元金は、

返済額の84,765円から23,794円の利息を

差し引いた60,891円ということになるのです。

ですが、もし金利が上がってしまったとしたら???

 

すこし極端な例になりますが、

2年後の金利が3%になってしまったとしたらどうなるかというと、

28,553,730円(残高)×3%÷12ヶ月=71,384円

になります。

 

この場合、返済額が84,685円のまま変わらないため、

減っていく元金の額は、

84,685円から71,384円を差し引いた

13,301円ということになってしまいます。

 

つまり、せっかく返済しても、

金利上昇のせいで元金が全く減っていかない・・・

という状況になってしまいます。

 

また、3%ならまだ元金が減っていますが、

これが4%となってしまったとしたら、

28,553,730円(残高)×4%÷12ヶ月=95,179円となり、

利息が毎月の返済額を上回ってしまうことになり、

元金が減らないどころか、

逆に、84,685円から95,179円を差し引いた

10,494円の未払い利息が積み重なってしまいます。

現実的にこのようなこともあり得るんです。

 

ですから、住宅ローンを選ぶ際は、

このようなリスクがあるという事もよく理解した上で、

選ぶようにしていただければと思います。