長期金利上昇が家計に及ぼす影響

2020/01/07

長期金利の指標となる

10年物国債の流通利回りが上昇すると、

それに連動するようにして長期金利が上昇していきます。

そうなると、住宅ローンの中で、

銀行が主に取扱う変動型商品の中の10年固定ローンや

フラット35などの全期間固定ローンが影響を受けます。

 

✔もし金利が上がったら、

 

れくらい余分な利息を支払うことになるか?

では、もし金利が0.5%上がってしまった場合、

どれくらい利息の支払いが増えると思いますか?

まず10年固定型の住宅ローンの場合を見てみます。

10年固定をオススメさせていただく方は、

自己資金が多く準備出来る方や、

土地購入の必要がなく、

家づくりの総予算がそれほど多くなくて、

返済期間を20年以下に設定出来る方です。

ローン:1500万円、返済期間:20年として

金利:1%&1.5%で比較しながら試算していってみますね。

金利1%の場合→68,984円/月

金利が1.5%の場合→72,382円/月

0.5%金利が上昇すれば、最初の10年は、

毎月の利息が3,398円増えます。

結果10年間で407,760円利息が増えます。

そして、10年経過後に、

それぞれの金利が1%ずつ上がったと仮定したら、

金利2%の場合→72,456円

金利が2.5%の場合→75,992円となり、

残りの10年間の間も、

毎月3,536円の支払い差が生じることになります。

結果、3,536円×120回=424,320円

利息がさらに増えることになってしまいます。

つまり、20年の間で、

合計832,080円もの返済差が生じてしまう・・・

ということになるんですよね。

しかし、これが全期間固定となると、

もっと大きな影響を与えることになります。

 

✔期間が長くなればなるほど利息は膨らむ

 

自己資金がそれほど準備出来ない方や、

土地から買って家づくりをされる方の多くは、

長期間で住宅ローンを組むことになると思います。

途中での金利変動リスクを極力避けるために、

全期間固定の住宅ローンを組んだとします。

ローン:2500万円、返済期間:35年として

金利:1%&1.5%で見比べてみましょう。

金利1%の場合→70,571円

金利1.5%の場合→76,546円

この場合、利息の支払いが、

5,975円も増えることになるのですが、

これが35年420回続いた場合、

利息の支払いが2,509,500円も

増えることになってしまいます。

いかがでしょうか?

わずかな金利差で、

ものすごく支払額が変わってしまうんです。

毎月の返済に直してみると、

数千円という単位になるので、

あまり敏感にはならないかもしれません。

しかし、冷静に計算してみると、

とんでもない金額を無駄に失うことになってしまうのです。

ですから、住宅ローンを選ぶ際には、

最も大切なポイントとなる利息ついて、

しっかりと理解していただいた上で、

住宅ローンを選んでいただければと思います。